こんにちは、21歳女性エンジニア兼ブロガーのほりすです。
久々のコラムです。
最近エン・ジャパンさんのこんな記事を読みました
こちらは、「退職のきっかけ」をユーザーアンケートによって調査した結果をまとめた記事です。
データを開示してくれただけで特に結論とか考察とかがなかったのでちょっと思ったことを述べていこうかなあと。
まず見て欲しいのは「残業・休日出勤など拘束時間が長かった」の項目。
「残業・休日出勤など拘束時間が長かった」の項目では、
25歳以下・・・32%
26〜34歳・・・29%
35歳以上・・・22%
と、年齢が若いほどパーセンテージが高くなってますね。
どうやら最近の若者(私も含むw)は、残業や休日出勤のない「ホワイト企業」に入りたがる傾向にあるみたいです。
私これ、素晴らしいことだと思うんです。。
ダラダラ仕事して「残業代稼ごう」みたいな企業より、
「限られた時間の中でどう効率よく進めるか」を考えながら仕事する企業の方が自己成長できそうですよね。
私は前者も後者も経験しているのですが、やっぱり後者の方が社内に活気があって仕事のやる気も上がるし、「定時までに終わらせよう」という気持ちが強い分、自分の中でスケジューリングしながら仕事を進めるようになるし、良いことづくめ。
だから、最近の若者にこのような考えを持っている人が多いのなら、未来は明るいなあと感じましたね。
もしも「自分の会社は前者かも」と思ったら、自分にとって何が一番良いのか少し立ち止まって考えてみるといいかもしれません。
次に見て欲しいのが、「やりたい仕事ではなかった」の項目。
25歳以下が26%で、ダントツ1位です。
これ、裏を返せば、大げさですが「騙されて入社した」人が多い、とも取れますね。
最近はどの企業も人手不足。
「売り手市場」と呼ばれています。
就活生は企業を選ぶ側、企業は選ばれる側。
つまり何が言いたいかというと、「選ばれるために手段を選ばない」企業もある、ということです。
具体的にいうと、企業は人出不足のために人材をとにかく欲しがります。
人材を調達するために何をするかというと、説明会やインターン、公開求人などで良い部分だけを就活生にアピールし、悪い部分はひた隠しにすることで、就活生に「選ばれる」ようにするのです。
私はエンジニアなので、、エンジニアを例に取ると
実際には、
・ひたすら他人が作った手順書どおりのテスト作業
・ひたすら既存のソースコードからのコピペ作業
・ひたすらExcelで何かを入力し続ける作業
をする、いわゆる「IT土木作業員」であるにも関わらず、
求人や説明会等では
「IT未経験でもOK!3ヶ月の研修後にエンジニアデビュー!」
だとか、
「一人前のWebエンジニアとして必要なスキルが身に付く!」
だとか、
このような謳い文句で情弱な若者をおびき寄せ、就職させます。
これらの言葉を信じたエンジニアを目指す若者たちは、就職してから、
「思ってたのと違う」
ことに気づくのです。
最近のIT業界はこのような構造が蔓延しているなあと感じます。
(私はIT以外の業界に明るくないので、ITの話ばかりでスミマセン。)
このような事態に自分が巻き込まれないためにも、就職を考えている企業はちゃんと事前に調べ上げておくべきです。
ネットの口コミなんかも良いですし、面接は実際に会社に出向き、社内を見学させてもらったりするのも良いでしょう。(そのためスカイプ面談みたいなのはオススメしません)
タイトルでも言ったように、ちゃんと「見る目」を持って見てみましょう。
その会社が本当に自分を大事にしてくれる会社かどうか、見極められるのは自分しかいませんので。。。
これを読んだあなたが、就職・退職・転職について考えてみるきっかけになれば幸いです。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
ほりす
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