こんにちはほりすです。
初めましての方もこんにちは。フリーランスエンジニアの21歳です。
最近Twitterでブロガーアカウントやビジネスアカウント等々のツイートがよく流れるようになって
ふと思うことがあったのですが
「思い立ったら即行動!!」
「面白いと思ったらまずやってみる!」
「考えるより先に行動、行動!」
みたいな人、多すぎません?www
こういうツイートする人って、行動力ある自分スゴいでしょ、というマウントに聞こえてしまってどうも私は受け付けません。
同じように思ってる人もいるかもと思ったので
今日は「思い立ったら即行動」の良し悪しについて話せたらと思います。
思い立ったら即行動のメリット
まず大前提として、ビジネスで成功している人は全員、行動力があります。それは事実です。
ビジネスで成功する、とは具体的に
起業家、トレーダー、フリーランス等で稼ぐことだとここでは定義します。
(トレーダーについては無知なので、ビジネスとしていいかは分かりませんが、雇われず自分の力で稼ぐ能力のある人、ということです)
何も考えず高校・大学を卒業した場合、次に進む道は必ず「就職」か「ニート」でしょう。
ビジネスで成功している人は、就職ではない何かしらの行動を起こしているわけなので、
「行動力がある」と言って良いでしょう。
つまり月並みですが行動することは大事であるといえます。
そして、思い立ったら即行動の他のメリットとして
・自分がそれを好きか嫌いかがはっきり分かる
・もし〜をやっていたら・・・と後悔することがない
・座学では得られない経験が得られる
等が思いつきます。
例えば、私はエンジニアになる前は、不動産業界に少し興味があり、独学で勉強をして宅建の資格試験を受けました。
しかし勉強をしていく中で、「これ思ってたのと違うな・・・」と感じて、不動産業界から離れることができました。
あの時、もしも宅建を受けていなかったら、不動産関係の会社に就職してしまっていたかもしれないので、当時の行動はすごく価値があったと思います。
もう一つ例を挙げるなら、座学でマーケティングを学ぶのと、実際にモノを売ることはかなりの乖離があるとよく言われますね。行動なしに成功なしです。
プログラミングも、、、関数の書き方を学んでるだけでは何も身につきませんよね。ページの模写をしてみたり、実際に動くモノを作ってみたりしないと成長できないみたいな話です。
かといって、、、「思い立ったら即行動」って、本当にそんな良いこと尽くめでしょうか??
思い立ったら即行動のデメリット
「機会損失」という言葉をご存知でしょうか。。。
機会損失は、簡単に言えば、「稼ぎ損ない」や「儲け損ない」のことをいいます。これは、実際の取引(売買)によって、発生した損失ではなく、最善の意思決定をしないことによって、より多くの利益を得る機会を逃すことで生じる損失のことを意味します。
金融情報サイト iFinanceより引用
大したことないアイディアに、若い頃の貴重な時間を割くのは如何なものかと。
何に自己投資するかは思いつきではなく、ちゃんと考えなきゃですね。。
成功するビジョンが見えるものに対して全力出した方がいいですもんね。
また、「思い立ったら即行動」する人にありがちなのが、
できる、できないに関わらず突っ走っちゃうんですよね。
また、そういう人に限って知識を付けようとしなかったりします。
作業量を増やすことは大事ですが・・闇雲に手を動かせばいいわけじゃありませんからね。
例えば高校時代、受験勉強をしようと思い立ったとき、
「とりあえずこの問題集を3周しよう」
と闇雲に手を動かした経験はありませんか?
大抵、途中で挫折するか、時間をかけて完璧に3周するかのどっちかです(たぶん前者が多いはず)
でも、少し立ち止まって考えてみたら、「3周すること」が目的ではないとすぐに分かりますよね。前者の場合、ちゃんと計画立てて始めていたら挫折しなかったかもしれないし、後者の場合、できない問題だけをやればよかったのに、できる問題にも多くの時間をかけてしまったことで機会損失しているといえます。
学生の頃はこういうミスをしがちですね・・・私もやったことあります😥
何が言いたいかというと、即行動もいいですが、、少し立ち止まって考えるのが大事かな、と思うのです。
また、有識者を頼るのも手かと。自分でやるより圧倒的に時間的な効率が良いです。
まとめ
ありきたりですが「成功者は必ず努力しているが、努力が必ず報われるとは限らない」みたいな話です。
成果が出てないのに行動、行動とか言ってるだけでは、ちょっとダサいですよね。
それと、、「思い立ったら即行動!!」をマインドにしている行動おじさんに騙されて、変なもの掴まされたり、無駄なスクールにお金落とさないようにくれぐれも気をつけてください・・・。
得体の知れないビジネススクールが最近増えてるように感じるので。。
ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ほりす