ほりすのブログ

21歳女性エンジニアほりすのブログです

老後2000万円問題、いや問題はそこじゃない

 

こんにちはほりすです。

 

はじめましての方もこんにちは。職業エンジニア、21歳の女です。

 

明日の土曜、休日出勤するという条件で(怒)、本日は定時で帰らせて頂きました。

誠に遺憾ではありますが、今日から本格的にテスト・修正が始まって、仕事がエンジニアらしくなってきたので、自己成長のためと思って頑張ろうかと思います。

 

 

さて、最近なにかと世間を騒がせている、「老後2000万円」問題。

 

Twitterでそれについての意見をよく目にするようになりましたが、どうも「老後資金で2000万円は必要」という部分だけが一人歩きしてるように思うので、今日はこれをテーマにお話していきたいと思います。

 

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老後2000万円問題とはなにか

 

この名前は私が勝手に付けました。正しい名称とかはありませんので好きに呼んでください。ここでは老後2000万円問題、と呼ばせて頂きます。

 

「老後2000万円問題」とは、6/3に発表された金融庁の審議会の報告書に記された、

 

「夫が65歳以上、妻が60歳以上の無職世帯が年金に頼って暮らす場合、毎月の赤字額が平均5万円であり、30年暮らすには約2000万円が不足する」

 

という内容を巡る問題です。

 

とりあえずその報告書、全部目を通してみました。(51ページもあって長いように思われますが、図や表が多く文章自体は短く簡潔にまとめられ、読みごたえもある資料でした。読みたい方は金融庁のホームページで読めますよ。)

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html  

 

毎月の赤字額の平均が5万円というのは、下の図の通りです。と言いたかったのですが画像がうまく保存できず見にくくなっています。汗

 

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簡単にまとめると、支出の平均が毎月26万、年金等の収入が毎月21万で、その差分である5万円は貯金から補填してください、という内容です。

 

月5万だから単純計算して30年で2000万円ということですね。

 

それで、老後に年金で暮らせないなんて国は無責任だとか、年金が全然貰えないんなら今までの分返してほしいだとか、手取り20万前後で2000万円なんて貯められないだとか、色々と議論がなされているのです。

 

急にそんな大金を貯金しろと言われても困惑しますよね。

 

 

 

報告書の主旨は?

 

私は、この報告書の主旨は「年金じゃ足りないから各々2000万円貯めといてね」ではないと思っています。

 

報告書を読んでみると、最初、平均寿命の話からスタートします。

簡単に言うと、平均寿命伸びてますよ、っていう。

 

でその次に「認知症の増加」について詳しく書かれています。

軽度なものも含めると現在でも65歳以上の4人に1人が認知症であり、なんとこれから更に認知症の有病率は上がるらしいです。

こわ。

いや重要なのはそこじゃなくて、、認知症になると金融サービスの制限がかかりますよね。

判断力に問題があるとされると、資産の運用が自由に行えなくなります。

そんな人のために成年後見制度が出来たわけなのですが、報告書では

 

同制度の利用増加に伴い、同制度の枠組みに入る金融資産が大きく増加していくことが想定される中、これらをどう管理していく かは重要な課題の一つと言える。

 

と超やんわり記されていますが、拡大解釈すると、

 

「おじいちゃんおばあちゃんになって、仕事辞めて退職金しこたま貰ったけど、認知症で判断力がパァになって詐欺師に騙され、財産を奪われるトラブルも増えてくだろうから、それも重要な課題」

 

だと言ってるんじゃないでしょうか?

 

実際に成年後見制度を悪質に利用した詐欺は近年増えているようですし、今後さらに増えると予想されます。ちょっとめんどくさくてエビデンスはとってませんが多分増えます。

 

だから金融庁は、そういうトラブルの増加も考慮の上であの文章を発表したんだと思います。

 

拡大解釈、というか深読みするとなかなか恐ろしい…。

 

 

 

そして、平均寿命が伸びてることに触れながら、

 

「これまでより長く生きる以上、今までより多くのお金が必要なのは当然。長寿化も踏まえて各々で老後いくら必要になるか考えるのが重要ですね。目安として平均2000万円ですよ」

 

とまとめているのです。

 

 

意外にも2000万円という数字は目安に使われただけであり、この報告書の主旨とは言いがたいように思えます。

 

実際その後に続く文章では、生活水準を上げるためにどうするか、認知症への対応、個々の資産の管理について等々、ライフステージ別に有益な情報が記載されていて、本来国民が読むべきなのはこちらなのではないかと感じました。

 

 

 

 

余談ですが、報告書で

企業や組織に属さず働く、いわゆるフリーランスという働き方も増加してきている。

 このように多様なスキルを身につけ、そのスキルを生かしながら、一つの企業に留まらず働くということは、長く働き続けることができる可能性を高めうる。

と、フリーランスを肯定的に捉えるような文章が!(^^)

 

自身のスキルアップとお金(と残業と休日出勤)と戦いながら毎日どこか不安を抱えて生きているので、

少しでもフリーランスに対してポジティブな文章を読むと心が30分くらい落ち着きます。

 

やりたいことに追われて思うように生きられませんが、

皆同じだと思うのでお互い頑張っていきましょう。

 

 

 

本日はお堅い話になり、うまく表現できず分かりにくい部分も多々あったと思いますが、

最後まで読んで頂きありがとうございました!

ブログに対するご意見ご感想お待ちしております🙆‍♀️

 

 

 

ほりす